空閑遊真フィギュアを分解・パテ盛り・再塗装して、黒髪の遊真君フィギュアに改造しました。
これまでフィギュアのリペイントはしたことがなく、そもそもフィギュアを集める趣味も無かった為、何もかも初挑戦です。
とある方の、「髪にパテ盛りして黒く塗ったら黒髪遊真フィギュアになるのでは」というアイデアを拝見したことから改造を思い立ち、まずはゲームセンターで改造用に二体目をゲットしてきました。
「
ワールドトリガー DXF THE BORDER vol.1 」の空閑遊真です。
※続きに、改造した際の手順を書いておりますが、私は完全に素人です。
※もし挑戦される場合は「フィギュア リペイント」などでGoogle検索されるのがオススメです。
※容赦なく頭部を分解しています。「例えフィギュアでも、バラされた遊真を見たら胸が痛む」という繊細な方はご覧にならない方が良いです。マジでマジで。
二体の遊真を見比べてみた所、先に手に入れていた個体の方が髪の塗りが綺麗だったので、新しい方を改造することにしました。
分解するのは頭だけなので、逆さにしてお湯にポチャン。
普通に給湯器から出る43度前後のお湯なのでぬるいかなと思ったのですが、十分やわらかくなりました。
前髪と後ろ髪の境目にデザインカッターを刺していきます。少しずつ進めます。
色々試行錯誤してみたのですが、ベリベリ剥がれるというようなことはなく、結局の所は切り離すしかありませんでした。
時々、お湯に再度浸けたりもしました。
前髪を切り離せました。
お、おお……こんな構造だったんだね……。
どう外すかかなり悩んだのですが、結局は後ろ髪もデザインカッターで切り離しました。
上着の襟部分より内側に髪の先が入っていることもあり、ちょっと外すのが大変です。
襟部分が変形したりしますが、お湯に浸けたら元の形に戻りました。ホッ。
完全に頭部と髪を分離した後。後ろ髪は、もっと良い外し方があるかもしれません。でも襟が邪魔なので難しいかも。
迅さんのフィギュアとは違い、首が取れる構造ではありません。
お湯に浸けてると驚くほど柔らかくなるので、最初は首が取れる構造かと思いましたが違いました。危うく首をねじりきる所でした……!
髪部分を乾かしている間に、眉と目を黒くします。
使ったのはこの塗料。タミヤのアクリル塗料。「半つや」のブラック。
「つやあり」や「つや無し」もあったので迷ったのですが、間を取って「半つや」に。
結果を先に言うと、かなりツヤツヤになってしまったので「つや無し」の方が良かったかもしれません。
筆はフィギュア用の超細いのを買いました。
慎重に少しずつ塗った結果がこちら。
眉頭と眉尻は髪で隠れるので適当。
次はパテ盛りです。黒髪遊真は白髪遊真と少し髪型が違うので、パテで変えます。
まずは画像の赤丸部分を削りました。
以前それっぽく加工した画像を見ながら、パテを盛ります。
初めて触りました。パテ。1:1で混ぜたら硬化するという代物。5分以上混ぜるようになどと書いてあります。なんと。
混ぜた後は粘土細工の要領です。ちぎって形を作って張り付けて形を整える。
造形に全く自信が無かったので不安だったのですが、思っていたよりは上手く盛れました。
髪の束が4本増えてます。
箱に書いてある通りの時間放置して、パテが固まったら次は塗装です。
綺麗に剥がせるタイプのガムテープで棒にくっつけました。洗濯ばさみに挟んで立たせる。
換気をしたりマスクを着けたりしつつ、小さめの平筆で塗りました。
乾燥に必要な時間は調べてもまちまちだったので不明ですが、私はエアコンの前に固定して半日で次の作業に移りました。
接着剤で後ろ髪を後頭部に接着。次に前髪も接着。
完成です!
いざくっつけてみると前髪と後ろ髪の境目が少々目立つのですが、個人的にはもう十分満足。
白髪遊真と黒髪遊真を並べてみたり。
以上です。閲覧お疲れ様です、ありがとうございました。